本を買うことへの執着の原点
音声入力で大学時代から今までに買った本の数を数えてみたら、20分もかからずに集計が終わった。本棚はぎっしり詰まっているように見えるけど、実は200冊にも満たない。浩瀚たる知識の海に比べれば、砂一粒にも満たない。
ここ数年、JDの書籍セールにはほとんど参加していない。読む価値のある本はもう少ないと思うようになったからだ。結局のところ、本を選ぶのが面倒で、一冊一冊好きな本を選ぶのにすごく時間がかかる。だから、ゆっくりとカートに追加して、セールの時にまとめて買うようにしている。同僚に「そんなに本を買ってどうするの?」と聞かれたので、「安いんだよ。一冊10元ちょっとで、読み終わらなくても家宝にすればいいしね!」と答えた。
私の本に対する謎の執着は、子どもの頃に読む本がなかったことに起因している。ちょうど祖父母がいつも食べ物を何よりも大事にしていたように。かつて不足していたものを、今になって猛烈に埋め合わせようとしているのだ。10歳になるまでは山奥で暮らしていて、情報は遮断され、新聞もなく、テレビもCCTVの1チャンネルしかなかった。そんな環境で知識に飢えていた私は、父たちが十数年前(70年代)に物置に放り込んでいた中学の教科書を引っ張り出して読み漁った。生物の教科書でゾウリムシ、ヘゴ、恐竜、そして種の起源を知り、少し怖い人体解剖図から、人間の体は中身が詰まっているわけではなく、豚と同じように心臓や肝臓、脾臓があることを理解し、おそらく人間も死ぬのだろうと思った。数学の教科書はさっぱりわからず、破いて「ボー」(四角い紙を折って地面に置き、相手の「ボー」が私の「ボー」をひっくり返したら、その「ボー」は相手のものになる遊び)を折るのに使った。本には変な記号ばかりで、語調も変だった。後になってあの数学の教科書を思い出したが、あの変な語調は政治スローガンだったのだ。その後、本当に読むものがなくなり、祖母に頼んで村の小学校の先生から『少年百科知識報』を借りてきてもらい、その教程に従って科学工作をした。運動エネルギーと電気エネルギーが相互変換するという記事で、電動モーターに羽根をつけて田んぼの水路に設置し、水力発電機にしてダイオードを光らせた。後にこの装置で叔父にエネルギー変換の原理を実演した時の様子は、ガリレオが地動説を説明した時にも劣らなかったと思う。その後、飛行機も作ってみた。翼の上面を水滴型の半円弧にすると揚力が生まれることは知っていたが、発泡スチロールが軽すぎて、工作も粗雑で、とても遠くまでは飛ばなかった。やがて『少年百科知識報』も借りられなくなり、私も何も作れなくなった。もしあの時、『ブリタニカ百科事典』や『二十四史』の全巻セットがあったなら、少年時代の私はもっと多彩だったかもしれない。
今の子供たちは、私がかつて持っていたような世界への探究心を全く持っていないように見える。彼らはいつも画面の中のゲームに興味を持っていて、LED表示技術には興味を示さない。あの頃の私は、プラスドライバーを手に、祖母に止められなければ、テレビを分解していただろう。
以下、購入した書籍リスト
経済
- 西洋経済学
- 雪だるま式(The Snowball)
- イェール大学 経済学の教養講座
- 国富論
- マネーウォーズ(貨幣戦争)
- 経済学の原理
社会科学
- 自由は高みにあり
- 利己的な遺伝子
- ゲーム理論と社会
- ある村の中の中国
- 社会を再発見する
- 中国現代社会の階層分析
- 中国哲学小史
- 鴻業:清朝開国史
- 弾丸を一発送る
- 万暦十五年
- 政法ノート
- 民主主義は現代的な生活様式
- 現代中国の歩み
- 中国近代政治の得失
- アメリカの民主政治について
- 道徳感情論
- 西洋哲学史
- 第二の性
- 菊と刀
- ホモ・デウス(未来簡史)
- 晩清から民国へ
- 世界の歴史(全球通史)
- 銃・病原菌・鉄
- 群衆心理(烏合の衆)
- 遊びと人間(エンターテイメント至上主義:消えた子供時代)
- 影響力
- 激動の30年(上)
- 観念の水位
- 暗黙のルール(潜規則)
小説・文学
- 水源(The Fountainhead)
- 肩をすくめるアトラス(Atlas Shrugged)
- イスラム教徒の葬儀
- 白鹿原
- 1988 世界と話したい
- ハムレット
- オセロー
- リア王
- ヴェニスの商人
- マクベス
- 三体
- 万物は霊性を持ち、美しい
- ラーマ橋
- 城門を開く
- ひとりの好天氣
- 異邦人・ペスト
- アルケミスト(星の王子さまの旅)
- 仏陀は一号線にいる
- 冬の旅人なら
- 刃(The Razor’s Edge)
- 三国演義
- 蘇東坡伝
- こころ(夏目漱石)
- 棋王・樹王・孩子王
- 孤独六講
- 島の本屋
- 四書五経
- 山海経
- 夜航船
- 古文観止
- 曽国藩(唐浩明)
- 氷鑑全鑑
- 世説新語
- 資治通鑑
- 夜行記
- 革命時期の恋愛
- 私の精神の故郷
- 白銀時代
- 黄金時代
- 東京夢華録
- 小窓幽記
- ライ麦畑でつかまえて
- 初夏の蓮の花の時期の恋愛
- 蠅の王
- 陶庵夢憶・西湖夢尋
- シーシュポスの神話
- 人間失格
- 唐詩三百首
- 奇石
- 江城(River Town)
- 閲微草堂筆記
- セントラルパーク・ウェスト
- 空港での小さな旅
- 理想的な午後
- 最初の恋、最後の儀式
- 見送る(目送)
- 東京一年
- 浮生六記
- 未央歌
- 自在に独り行く
- 夢の解釈
- 北島作品
- 絶望(ナボコフ)
- 雅舎小品
- ひとりの巡礼(The Pilgrimage)
- デザイン心理学
- 数学の美しさ
- 故郷はどこにあるのか
- 雪涛小説
- 朱子家訓
- 心理学を変えた40の研究
- 不滅
- 四喜憂国
- 金持ち父さん貧乏父さん
- 子不語
- 遠い山並み、淡い影
- シッダールタ
- 雨の日の本
- 巨人の落とし子(Fall of Giants)
- 気の向くままに
- 陽気な放蕩者(Scoop)
- 人間の絆(Of Human Bondage)
- 読書は持ち歩ける避難所
- 月と六ペンス
- ダブリン市民
- 黒い書(The Black Book)
- 仏教13経
- 私の心は七度だけ悲しむ
- キリマンジャロの雪
- 私たち三人
- 長い別れ(The Long Goodbye)
- オリエント急行殺人事件
- 禅とオートバイ修理技術
- 響きと怒り
- 瞑想録
- 戦国策
- 自己コントロール術
- 慰められざる者(The Unconsoled)
- 許三観、血を売る
- 失明症漫記
- 騎士団長殺し
- あぶ(牛虻)
- 人間の草木
- 独りで過ごす一年
- ひとりの村
- 容疑者Xの献身
- 白夜行
- 時生
- プリンシプルズ(Principles)
- 失われた地平線
- 吾輩は猫である
- 埋もれた巨人(The Buried Giant)
- 紅楼夢
- 私と故郷の祭壇(我与地坛)
- 偉大な短編小説たち
- 文化苦旅
- デューン(砂の惑星)
- 灯台へ
- 荘子注疏
- 百年の孤独
- コレラの時代の愛
- ロリータ
- 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
- 中国を探し求めて(Country Driving)
- 人類の星の輝く時
- 寝たふりをしている人は決して起こせない
言語
- 標準日本語
- 英会話レッドブック
- 英語の文法はこれ一冊で十分
プログラミング
- アルゴリズムイントロダクション
- JavaScriptの芸術
- JavaScript上級プログラミング
- Cプログラミング
- Python基礎教程
- Python Cookbook
- 21日で学ぶPHP
- 鳥哥のLinuxプライベートキッチン